平和な未来を思い描くことで世界が変わる
私が自費出版していた絵本、「世界が平和になる」というお話。
これは、SFであり、仮説であり、希望です。
出版から数年、この嘘は、本当になるのか?
思考実験を繰り返し、シミュレーションしてきました。
やっぱり…平和な未来は、あります。
私たちは、行きたいところにいけるのだから、
平和な未来にだって行くことができる。
ではなぜ、行けなかったのか?
それは本気で行きたい人が少ないからです。
「平和」とは、本気で行きたい人が増えれば行ける未来なのです。
中島 真理子の幸福論

地球上、どこもかしこもCOVID-19一色となって一年が過ぎました。
テレビの報道番組を見ていると誰もがコロナウイルスを人類の敵だとみなしている。
「生き残るために」ワクチンをはじめ、様々な対策が取られてはいるものの、
変異株の上陸でなかなか感染拡大は、止まらなくなっています。
コロナウイルス感染症が流行する前から経済界では、
「生き残りをかけて」という言葉は、よく耳にしました。
「私たちは、そんなにいつもサバイバルなのか?」
第二次世界大戦のような武力による戦時下ではないにしろ、
たぶん今、第三次…いや大惨事世界対戦なのか?
誰もが大なり小なり何かと戦っている。
病気・貧困・受験・就職・仕事・子育て・介護・老いなどなど、
私たちの日常は、サバイバルな戦時下だと認識した方が正しいかもしれない。
「経済至上主義」の社会でなければもっと人々は、
生き生きと暮らせるはずですし、社会課題も少ないはずだと、
私は思うのですがどうでしょうか?
「みんながいつの間にか軍国主義にまきこまれてしまっていた。」
そんな話を戦争の体験談で聴いたことがあります。
同じように現在だって「経済至上主義に巻き込まれている」わけです。
そこから抜け出さない限り理想の世界は、創れないように思います。
戦争を知って、どのような未来のビジョンを描くかが本当の課題で、
それからそのビジョンをどう実現するかを考えなければならないのです。